課題と背景
近年、サービスステーションを取り巻く状況は大きく変化しています。女性ドライバーの増加や年配者の利用、電気自動車の台頭などをはじめ、これまで30 ~ 40 代の自動車好きの男性を想定したターゲットとは異なる新たな需要が高まり続けており、全国約1 万3000(当時)のブランド全体を通して幅広いお客さまをお迎えし、おもてなしできるブランドづくりのために「EneJet」は誕生しました。そのため、「EneJet」ブランドとしての新たな価値を提供するためにも、今まで異なる思想やコンセプト・オペレーションで業務を行ってきた「エッソ・モービル・ゼネラル・Express」それぞれの足並みをいかにして揃えられるかが、ブランドづくりのための最も大きな課題でした。
取り組み内容
まずはじめにご提案させていただいたのは、広義的な「ブランド」そして「ブランド体験」とは何かをしっかりと理解していただくこと。唐突に新たなブランドコンセプトを提示されても、拒否反応が起こる懸念や深い理解と体現にはつながらないと考えたため、しっかりと「ブランド」についてまとめた上で、『すべてのお客様に、最高のブランド体験を。』を合言葉に「EneJet」のブランドコンセプトをご提示することで、スムーズに自分ごととして理解していただけるようコンセプト全体を構築。それぞれが今まで培ってきた思想やコンセプト・オペレーションなどに敬意や細心の注意を払いながらコピーライティングやデザインなど一式を開発いたしました。
支援範囲
/メニューデザイン, インナーブランディング, サービスブランディング, ブランドイメージ・写真撮影, ブランドコンセプト, ブランドブック・パンフレット, ブランド立ち上げ, 名刺・封筒・ツール, 施設サイン, 施設・空間ブランディング

